お味噌汁に入れたり、シンプルにバター醤油で炒めたりしてもおいしいあさり。
しかし、あさりは砂抜きが面倒くさいですよね。
きちんとあさりの砂抜きしようとすると、海水で4時間以上かかると言われています。
スーパーで販売されているものでも、きちんと砂抜きされていないこともありますよね。
そんな中、簡単にあさりの砂抜きができると話題になっているのが「あさりを50度のお湯で洗う」方法です。
しかしこの50度洗いは失敗して、「あさりが死んだ・・・」という声も多くあります。
今回は
- あさりの砂抜きで失敗して死んだ時の原因や見分け方
- 正しいあさりの砂抜きの方法
をお伝えします。
しっかり覚えて楽しながらあさりを使った料理を楽しんでくださいね。
あさりの砂抜き50度洗いで死んだときの原因と見分け方!
あさりの砂抜きの失敗は、
- 洗ったはずのあさりが死んでしまうこと
- 砂抜きができていない
の2つです。
まずはあさりが死んでしまう原因を探っていきましょう。
原因
1つめの原因は50度以上のお湯を使うことです。
あさりが死んでしまう原因のほとんどが温度が高いことです。
50度以上のお湯であさりを洗うと茹でられてしまい、あさりは死んでしまいます。
2つめの原因は放置時間が長すぎることです。
せっかく50度ぴったりのお湯で洗ってもその後の放置時間が長すぎると、茹でられて死んでしまいます。
死んだアサリの見分け方
砂抜きに失敗して死んでしまったあさりを間違えて食べてしまうと、食中毒になる可能性があります。
そのため、もしあさりが死んでしまったら、確実に処分したいですよね。
これから死んでしまったあさりの特徴を紹介するので、そこだけ抑えれば大丈夫なので安心してくださいね。
- あさりの口が一気に開いてしまった
- 強い腐敗臭がし、海水にも臭いが広がる
- あさりを浸していた水が白く濁った感じになる
- 水管を直接触っても反応しない
- 加熱しても口が開かない
- あさりを揺らしたりザルにあげても口が開いたまま
あさりの砂抜き50度洗いで死んだときの対処法について
あさりがこのような状態になってしまった時は死んでいます。
明らかに判断しやすいのが、鼻を刺激する匂いです。
鮮度が落ちて徐々に死んでいく場合は、気づきにくい部分もあるかもしれません。
対処法
このような状態のあさりは絶対に食べてはいけません。
貝毒が原因で食中毒になる危険性が高いからです。
明らかにあさりの状態が悪くなくても、少しでも不安な時は無理して食べずに捨てるようにしましょう。
あさりの砂抜き50℃洗いの正しい方法
- 調理する前に死んでしまったものや状態も悪いものを捨てます。
- ザルの中であさりを軽く水洗いし、水を捨てます。
- 50度のお湯につけて5~10分ほど放置します。あさりが水管を出して動くまで待ちます。
- 10分後あさりの殻と殻をこすって汚れを落とします。温度は50度に保つようにしましょう。
- 一度水にくぐらせた後はもう一度50度のお湯につけて5分待ちます。
- 殻から身が出てきたら砂抜きの成功です。
何分洗うの?
洗う時間は5分~10分程度です。
その時に1番大切なことは50度の温度を守ることです。
温度が40度程度だと食中毒の原因になり、高温だと茹でられて死んでしまいます。
正しい温度を守ることを心掛けてくださいね。
さらに1つ前の段落で説明した⑤の時に新しいお湯で15分ほどつけると、より確実に砂抜きができます。
あさりの砂抜き50度洗いで死んだときの原因と見分け方!対処法についてのまとめ
今回はあさりの砂抜きの50度洗いであさりが死んだ時の原因や、死んだあさりの見分け方をお伝えしました。
あさりが死んだ時は、わかりやすい臭いや状態の変化があるので注意深く見てみてくださいね。
死んだあさりは食べられないので、50度洗いで砂抜きする場合は温度と時間を必ず守るようにしましょう。