失敗しやすいとも言われているホイップ。
そんなホイップに、ホワイトチョコが加わるととても難易度が上がっちゃいます!
しかし、普通の生クリームよりも見た目も可愛くなるし、おいしく仕上がるので、活用できるとお菓子作りのバリエーションも広がります。
スタバでよく見る、あの光景が身近に味わえるんです。
ぜひ、ホワイトチョコ生クリームを習得したいですよね!
そこで今回は、ホワイトチョコ生クリームの泡だて方法をまとめてみました。
失敗例として、ボソボソしたものやダマができてしまうのが多いと思います。
ほかにも、サラサラしてなかなか固まらないなんて困った人も多いはず!
では、その原因は一体なんなのか?
4つに分けてまとめてみました。
チョコと生クリームの割り合いは、1対5が無難な配当です。
ホワイトミルクチョコを使用する場合、1対4でも大丈夫。
生クリーム 200㏄
ホワイトチョコ 50g
生クリームが多すぎるとサラサラな状態になってしまい、チョコが多いと固まってダマができた状態になります。
低脂肪の生クリームを選んだほうが、失敗しにくいと言われています。
チョコの脂肪分が加わることで、分離しやすくなるのを防ぐためです。
脂肪数45%前後は高めのため、すぐ泡立ちますがボソボソになりがちだそうです。
絞って使うなら、問題ないですね。
レシピに生クリームの%が指定されているなら、その%に近いものを選ぶといいですよ。
それでも、うまくできないなら植物性脂肪分を使ってみてください。
生クリームとホイップって違うの?と思いますよね。
ホイップは、「植物性のみ」「植物性と動物性」が含まれています。
生クリームは、「動物性」のみで添加物がないのが特徴。
植物性が入っているホイップの場合は、すぐ泡立ちます。
「いいじゃん!」と思いがちですが、ホワイトチョコを加えることでさらに糖分があがり、ボソボソした状態になってしまいます。
今回のようなホワイトチョコ生クリームを作る場合は、「生クリーム」を選びましょう。
生クリームだけを泡立てる場合、冷やしながら行うのが一般的です。
しかし、チョコはもともと温度が低いため生クリームと混ざった時に、チョコの温度も加わり、すぐ冷え固まってしまいダマになりやすいのです。
そこで、チョコの温度は気持ち高めにしておいてから、生クリームと混ぜておくと均等になる可能性が高いです。
最初に、チョコと生クリームを溶かすときに、しっかり混ぜ合わせていないと、ダマになりますので最初が肝心。
それでも、ホワイトチョコの生クリームが泡立たなかった場合。
ボソボソというよりかは、サラサラしてもったりしないという場合は復活するかもしれません。
その復活方法を2つ紹介します。
まず大事なのが冷やし直してみること。
生クリームは、温度が高いと泡立ちません。
泡立てる時間が長くなると、自然と温度も上がってきますよね?
すばやく混ぜる事も大事ですが、失敗してしまった時は、もう一度冷やしてみて下さい。
そうすることで、生クリームの性質とチョコの性質の冷えて固まることによってだんだん泡立ってきます。
柑橘系の酸性と、生クリームのアルカリ性が反応するのを利用して、固まらせていく方法です。
数滴がポイントで、あまり入れすぎると味に影響がでますので注意してください。
オレンジリキュールなどお持ちの人は、ここで活用!
ホワイトチョコ生クリームのつくり方
1、ボウルにホワイトチョコを刻んでおく
2、生クリームの半量を湯煎かレンジで沸騰手前くらいに温める
3、1・2をゴムベラでしっかり混ぜ溶かす
4、氷水を用意して、ボウルを冷やしながら、残りの生クリームを少量ずつ入れ混ぜていく
5、ある程度とろみがついたら、ハンドミキサーでホイップする
注意点は、最初のチョコと生クリームをよく溶かして、よく混ぜ合わせることです。
お互いが分離しないように、ここでは丁寧に!
最後のホイップするところでは、すばやさが大事。
チョコが入っていますので、普通の生クリームを泡立てるよりもすぐに泡立ちます。ですので、混ぜすぎもよくないです。
勢い余って、氷や水滴が生クリームの中に入らないように、気を付けて行って下さいね!
近づいてくるバレンタインデーで作ってみるのもいいですし、自分のご褒美や家族へのおもてしにも使えますね。
美味しくって可愛いお菓子を作っていきましょう。