お菓子作りの中では、比較的簡単に作れるクッキー。
アレンジも多様で、子どもと一緒に作れるのもいいですよね。
しかし、せっかく作ったクッキーが「美味しくない…」なんてことありませんか?
せっかく作るなら美味しく作りたいものですよね。
今回は、クッキーがまずく仕上がってしまう原因と、失敗した後の活用方法を紹介します。
手作りクッキーがまずい原因はコレ!注意すべき3点
クッキーがまずく仕上がってしまう原因として考えれるのは
- 分量
- 生地
- 焼き方
この3つが考えられます。
どういったことなのか、一つ一つ解説します。
分量
料理と違って、お菓子作りは分量のミスは許されません。
レシピに書かれている通りに測るのがベター。
砂糖とかバターとか、ついつい入れすぎちゃいますよね。
そのまま作ってしまうと、失敗の元になりかねないです!
アレンジしたくて違うものいれたり、少し多めに作りたいから少しずつ量を増やしたり…なんてことはしないでくださいね。
慣れない人は、基本を大事にすること。
私は失敗を恐れて、こういうのはきっちり測るタイプですが、料理は本当に適当です(笑)
お菓子作りのは、書かれている分量通りに準備しておきましょう。
生地
2つ目に大事なのが生地。
生地は、クッキーの元になる大事なタネですね。
まず、冷蔵庫できちんと冷やすこと。
この工程を省いてしまうと、まとまりのない生地になってしまい、焼き上がりも悪くなってしまいます。
生地は冷蔵庫で約30分は寝かせてから使いましょう。
次に、小麦粉のチョイスミス。
強力粉や中力粉などの種類がありますが、薄力粉がベストです。
「製菓用薄力粉」を使うと、より食感のいい生地に焼きあがります。
さらに、混ぜすぎると固い生地になってしまいますので「切るように」混ぜると、サクサクに焼きあがりますよ。
クッキーの記事が粉っぽい時はこちらの記事をお読みください。
焼き方
3つ目に大事なのが焼き方。
記載してある温度と時間は目安にすぎません。
各家庭のオーブンのクセや、焼く量・厚みによって微調整が必要です。
余熱も忘れがちで、「忘れたから、そのまま焼いちゃおう」ってついついなりますが、一番やってはいけません!
余熱を省いてしまいと、記載通りの温度と時間で焼いても、焼きムラや焦げてしまいます。
逆に時間が足りないと生焼けで、粉っぽい食感のクッキーが出来上がります。
焦げてしまうと、後戻りはできませんが、生焼けなら2分ずつくらいで様子をみながら焼きなおしてみましょう。
クッキーは焦げ始めるとすぐ焦げてしまいますので注意が必要。
最後の仕上げですので、ここでも様子を見ながら、しっかりお世話してください。
手作りクッキーが美味しくなかった時のリメイク方法
ちゃんと作ったけど、「結局おいしく焼きあがらなかったクッキー」。
そのまま食べるのも、なんだか気が進まないですよね。
だからって、捨てるものがもったいない!のが正直なところ。
そこで失敗したクッキーのリメイク方法を紹介します。
- アイスクリームサンド…アイスをクッキーで挟む
- クッキーアイス…………砕いたクッキーをアイスに混ぜ込む
- タルト風生地……………砕いて、ケーキやパウンドケーキ・マフィンなどの土台にする
- チーズケーキ風…………クリームチーズとジャムを添えて冷やす
- チョコケーキ風…………牛乳などに浸して、重ねた後チョコを周りに塗って冷やす
- バタークッキー…………バターを塗って、トースターで焼きなおす
- クランチチョコ…………砕いたクッキーに溶かしたチョコを混ぜて冷やす
いずれも、他の味でごまかすという方法ですが、意外と美味しく食べれます。
美味しくできたクッキーでもやってみたくなりますね(笑)
クッキーがまずい原因はコレ!手作りする時に注意するべき3点のまとめ
- 分量はきちんと測る
- 生地は薄力粉を使って、混ぜすぎない
- 冷蔵庫に30分は寝かす
- 焼き方は様子をみて、微調整しながら
- 失敗したら違うものと合わせてみる
材料を混ぜて、焼くだけでとても簡単そうなのに、難しいクッキー作り。
大切な人へのプレゼントにも、お子さんとのコミュニケーションの一つとしても、作るのは楽しいですよね。
美味しいクッキーを作るためにも「分量・生地・焼き方」を大切にしましょう!