紅の豚の中で多くの人が気になる最後フィオが語る賭けの結果の事。
実は作品中に結果があったと見つける人続出です!
エンディングでフィオが
あのアドリア海の夏が懐かしい…ジーナさんの賭けがどうなったのかは私達だけの秘密…
と語ります。
ジーナとポルコとの賭け?と思われるかもしれませんが
ジーナはカーチスに
「マルコが本当に自分の事を思ってくれているなら昼間に会いに来てくれる。」
といった内容の賭けを一人でしていると話します。
ポルコはジーナの事もフィオの事も思っていそうなので、実質的には
ジーナとフィオの賭けとなっているとも取れますね。
最後の方のシーンで、ジーナのホテルに赤井ポルコの飛行艇が着陸しているようにみえるシーンがあります。
このことから、昼間ポルコはジーナに会いに来ているため
ジーナは賭けに勝った事になりますね。
宮崎駿監督は、ポルコとジーナが結婚することをはじめから決めていたようで
それをほのめかすシーンをはじめから描いていたようです。
ジーナが4回目の結婚をすることも実は示されていて
ポルコの乗っていた戦闘艇の番号が「4」と書かれているのは
ジーナの4番目の夫ということを表しているそうです。
ベルリーニは「1」の番号の戦闘艇を乗っており、宮崎駿監督が示していたトリックのようなものですね。
原作との比較をしたい人はこちらをどうぞ
フィオの語りで終わり、賭けの行方がかなり気になる終わり方をする紅の豚。
でも実は賭けの結果をしっかり作品中に描いている宮崎駿監督はさすがですね。
30年経った今でもすごく楽しめる作品でした。
また賭けの事を気にしながらもう一度見たいですね♪