お正月やお祝い事がある時に出てくるお餅。
そんな時にお餅を食べることが楽しみな人、多いのではないでしょうか?
ついつい買いすぎた時や食べきれない時に、お餅を保存しようと冷蔵庫に入れておくと
いつの間にかカビが生えてしまい、食べられずに捨ててしまったという経験も少なくないはず。
お餅はカビが生えてしまいやすいので正しい保存方法を知って、おいしく食べたいですよね。
今回はお餅がおいしい状態のまま食べられる保存方法を3つご紹介します。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
お餅のカビない保存方法3選

それではお餅のカビが生えない保存方法を3つお伝えします。
カビない保存方法①:わさびを使う
また、冷蔵庫でお餅を保存する時には、冷蔵庫にある「わさび」を使うだけで
簡単にカビが生えづらくなります。
わさびには殺菌成分が含まれており、カビの成長を阻害しカビが広がるのを防ぎます。
方法はとっても簡単です。
- それぞれのお餅が重ならないように密閉できる容器に入れ、
- 直接お餅にわさびがつかないように、お弁当で使うアルミのカップなどに
わさびを約10g入れます。 - あとは蓋をしっかりしめて冷蔵庫に入れるだけです。
この方法を使えば1~2週間は冷蔵庫で保存できます。
常温保存でも1週間は保存できるんです!
殺菌効果を高く保つために
- 密閉容器で保存する
- 蓋を開けたり閉めたりしない
カビない保存方法②:マスタードを使う
続いてご紹介するのはマスタード(からし)を使う方法です。
こちらもわさびで保存する時と同じように、
マスタード(からし)がお餅につかないように別の容器にいれて密閉します。
わさびと同様に2~3週間は保存ができます。
もしマスタード(からし)が乾燥した時には新しいものと取り換えるとより長持ちしますよ。
何で辛い物でカビが生えないの?
わさびとからしには『シニグリン』という物質が含まれており、
わさびやからしをすりつぶすと、水分と酵素の働きによってからし油が発生します。
このからし油が辛さの理由であり、抗菌作用もあるんです。
このような理由からわさびやからしはカビの発生を防いでくれます。
カビない保存方法③:冷凍するのが一番長持ち
冷凍庫で保存するのが1番長持ちします。
しばらく食べる予定がない時や大量にある時におすすめです。
冷凍庫では数ヶ月〜半年もの長期にわたって保存がききます。
お餅を1つずつラップで包み、ジップロックにいれて保存。
なるべく空気を入れないようにすることがポイントです。
保存も簡単ですが、食べる時も簡単です。
冷凍したお餅は、室内に4~5時間ほど置いておけば自然に解凍します。
すぐに食べたい時は、レンジで解凍することもできます。
ラップを外して水にくぐらせた後、レンジでチン。
電子レンジでの解凍は、500Wで30秒~1分が目安です。(お餅1つにつき)
お使いのレンジによって解凍のスピードが異なるので、
短い時間で設定し様子を見ながら解凍してくださいね。
汁ものや鍋料理など、煮て食べる場合には凍ったままでも使えるので便利。
焼き餅も冷凍状態のまま調理できますが、中までムラなく火を通すのが難しいです。
基本的には解凍してから焼くようにしましょう。
お餅は冷蔵庫では何日でカビが生えてしまうの?

中には解凍が面倒で、冷凍庫ではなく冷蔵庫や常温で保存したい方もいるはず。
冷蔵庫と常温で保存では、それぞれどのくらい保存できるかを調べてみました。
冷蔵庫の場合
わさびやからしを使わずにそのまま保存をした場合は7日以内に食べきりましょう。
基本的には長持ちしないので、冷蔵庫で保存する場合はなるべく早く食べなければいけません。
密閉して空気にあまり触れないようにすることで、少しでも長く保存できます。
常温の場合は?
常温の場合は気温や湿度によって異なりますが、1から2日以内に食べきりましょう。
また、常温保存の方法として『水餅』があります。
保存の方法は大きなボールに水を張り、お餅を沈めます。
水から出ているとその部分からカビが発生してしまうので、
水から出ないようにして毎日水を換えて保存します。
かなり長持ちはしますが、手間がかかり場所もとるのであまりおすすめできません。
餅のカビない保存方法3選!冷蔵庫では何日でカビが生えてしまうの?についてのまとめ
今回はカビが生えやすいお餅の保存方法を3つお伝えしました。
1週間程度で食べる場合は、わさびやからしを使って冷蔵庫で保存する方法がおすすめです。
手間もかからず、すぐにお餅を食べることができます。
長い間保存したい場合は冷凍庫が1番簡単にでき、日持ちがします。
冷凍したお餅を食べる時は、早めに冷凍庫から取り出して解凍させるか、
電子レンジで温めるようにしてくださいね。
冷凍のまま調理してしまうと、火が上手く通らずパサパサになってしまうことも。
どの保存方法でも空気になるべく触れないことがとても大切です。
正しい保存方法でお餅をおいしく食べてくださいね。