バレンタインも近づき、手作りチョコにチャレンジしようと思っている人も多いですよね。
簡単!可愛い!手作りチョコ!と言えば、「生チョコ」。
しかし、レシピ通りに作ったのに失敗した!なんて経験があるのではないでしょうか?
私も、ねちょっとした食感の生チョコが出来たことがあります…
「柔らかすぎて切れない!失敗の原因は?」
「せっかく作ったのにもったいない!リメイクできる?」
という声を解決すべく、生チョコが柔らか過ぎた対策方法をまとめてみました。
最後の仕上げで「生チョコを切る」または「成型しよう」と思ったが、柔らかすぎてうまくいかないことありますよね。
その原因はなんなのか、3つに分けて紹介します。
生チョコが柔らかすぎてしまう原因には、「冷やし足りない」という原因があります。
難しいのは、冷やしすぎるとチョコの脂肪分と乳成分が分離してしまうといった問題も起こるということ。
ほとんどは、冷蔵庫で3時間とレシピに書かれていると思います。
3時間冷やしても柔らかいなと感じたら、1時間~2時間くらい冷やし直してみてください。
冷蔵庫で冷やし直したけど、生チョコが柔らかい場合は、配合が合っていない可能性があります。
生クリームの種類やチョコの種類って、たくさんありますよね。
レシピに指定があるなら、その通りに準備するのが大事です。
プロなら、配合を計算して、レシピ通りでなくても自分で工夫ができますが、初心者は基本を守って作ることが第一。
生チョコの基本の配合 チョコ:生クリーム=2:1
チョコレート100gで、生クリーム50mlということですね。
この配合は、よくあるミルクチョコを使用した場合です。
違うチョコを使用する場合は、配合が少し違っていきます。
ダークチョコ:生クリーム=3:2
ホワイトチョコ:生クリーム=3:1
一番のおすすめは「製菓用チョコレート」か「クーベルチュールチョコレート」を使用すること。
もちろん、市販の板チョコでも作れますよ!
注意点は、カカオ濃度によって、柔らかすぎる失敗の原因になります。
不安な場合は「製菓用のチョコレート」が買い求めやすいです。
チョコレートって、温度が高いと溶けて、低いと固まりますよね。
それだけ、温度に敏感な食材なんです。
失敗で考えられるのは、チョコを溶かす段階で温度が高すぎたこと。
溶かせばいいってわけではないんですね。
目安として 50度前後
そのチョコに、温度の低い生クリームが加わることで脂肪分と水分が分離し、上手に固まらなくなります。
生チョコが柔らかすぎてしまった場合、どうしたらよいのかまとめてみました。
柔らかすぎるなら、まず冷やし直すこと。
早くできないかって、楽しみもありますが、しっかり1.2時間は冷やし直して様子を見て下さい。
早く固まってほしいからと、冷凍庫で冷やすのはおすすめしません。
冷凍庫に入れて生チョコを作ろうとすると、チョコに霜が付着し劣化してしまいます。
食感が悪い、美味しくない生チョコが出来上がりますので、冷蔵庫でしっかり冷して下さいね。
手で成形することができないくらいなら、包丁を使うのも一つの手です。
包丁で切る場合は、少し包丁を温めてから切ると切り口がキレイになりますよ。
包丁でも切りずらい場合は、糸を使って切ることも可能です。
しっかりと糸を張ると、まっすぐ切ることができますよ。
柔らかいということは、生クリームが少し多いということです。
チョコを足すと、固まることがありますので紹介します。
この時、水分が入らないように気を付けること。
お菓子作りに慣れない人は、ちょっと難しいかも…
少量ずつ加えていくように注意してくださいね。
結局固まらなかった生チョコ。
そのまま捨てるのはもったいないですし、そのまま食べるのも味気ないですよね。
リメイク方法として、簡単な消費方法を紹介します。
パンやクッキーなど、お菓子に付けて食べると違った味を楽しめます
冷凍庫に入れて、食べる1時間前に常温に出してから食べる。
アイスにする場合は、芯まで冷やし固めると美味しくいただけます。
一番簡単な方法は、ホットケーキミックスに生チョコを混ぜて焼くだけで出来あがります。
冷凍のパイシートがあるなら、生チョコを包んで焼くだけで簡単にできます。
湯せんで溶かした生チョコをパンに浸して、オーブンでじっくり焼きます。
トースターだと、焦げてしまいますのでオーブンでゆっくり焼くのがコツです。
味やデコレーションなど、いろんなアレンジ可能な生チョコ。
見た目も可愛い、食べても美味しい幸せなひと時が味わえますよね。
簡単そうで、難しい生チョコ…プレゼントするなら成功させたいものです。
これからチャレンジする人は、温度や配合に気を付けて作ってみて下さいね。