バレンタインや手作りのスイーツのプレゼントで人気の生チョコ。
生チョコはシンプルな手順なので、お菓子作り初心者の方でもトライしやすく人気メニューの1つです。
しかし、生チョコを作ろうとして不注意で牛乳や生クリームを入れ過ぎてしまい、
固まらないという失敗が多くあります。
冷蔵庫を開けて中身を確認してみると「生チョコが固まっていない・・・」
頑張って作ったのに固まっていない状態だと本当にがっかりしてしまいますよね。
一生懸命レシピを見て作った生チョコ。
なんとかプレゼントできるように、固めたりリメイクしたりして諦めたくないですよね。
今回はチョコに牛乳や生クリームを入れすぎて固まらない時の対処法や
生チョコが固まらない時のリメイク方法を紹介していきます。
まずは、生チョコを作る時のチョコレートと生クリームや牛乳の割合をしっかり頭に入れておきましょう。
チョコ:牛乳(生クリーム)の割合は2:1
チョコレート生地が固まらない場合は、生クリームや牛乳の割合が多い時なので、チョコレートを加えて
この比率に近づけていけば大丈夫。
少しずつ様子を見ながらチョコレートを加えてくださいね。
さらに、生クリームの代用で牛乳を使用する時の割合は
チョコ:牛乳の割合は4:1
牛乳と生クリームは似たようなものと思ってしまいがちですが、脂肪量が違います。
牛乳の脂肪量が大体3%ですが、生クリームは10倍以上の35%以上のものがほとんどです。
脂肪量が多いと生地に馴染みやすく固まりますが、牛乳のように脂肪量が少なく水分量が多いと
固まりづらいです。
なので、生クリームの代わりに牛乳を使う時は必ず牛乳は少なめ!を意識してくださいね。
また、チョコの種類によっても固まり方が変わってきます。
市販のものにはビターチョコやミルクチョコがありますが、おすすめは製菓用のチョコレート。
製菓用はカカオの入っている量が多く固まりやすいので、生チョコ作りに慣れていなくても安心。
市販のものを使う場合は、メーカーのレシピで分量を確認するようにしてくださいね。
チョコの種類によっても割合が変わってくるので注意が必要です!
ブラックチョコ
ホワイトチョコ
生チョコに生クリームや牛乳を足しすぎて固まらない時には、チョコレートを追加しましょう。
チョコレートを追加することで、入れすぎてしまった生クリームや牛乳とのバランスをとることができます。
チョコ:生クリームは2:1。
この割合を守ってチョコレートを加えてみてください。
高温で湯煎してチョコレートを溶かしてしまった場合も固まらないことがあります。
50度から60度くらいの温度のお湯で少しずつチョコレートを溶かすのが正しい方法です。
チョコレートは60度以上のお湯で溶かすと固まりづらくなります。
面倒だからと言って直火でチョコレートを溶かしたり、60度以上で溶かしたりするのはチョコレート生地が固まらない原因の1つ。
そんな時は50度くらいにあたためた生クリームを加えてみてください。
上記の方法でも解決できない時に、生チョコを冷凍庫に入れて凍らせて固める方法もあります。
チョコレート生地を冷凍庫に入れて凍らせ、食べやすい大きさや形にカットして、ココアパウダーをまぶします。
そうすることで、生チョコアイスができあがります。
ただし凍らせただけなので、長持ちしません。
その場で食べる時には何とかなりますが、プレゼントする場合は持ち歩きもするのでこの方法は避けた方がいいですね。
最後に生チョコが固まらない時に、リメイクする方法をご紹介します。
最初に紹介したやり方で対処できなかった時は、他のスイーツに変身させましょう!
今回は生チョコを作る時に牛乳を入れすぎて固まらない時の対処法とリメイク方法をお伝えしました。
生チョコを作る時は、チョコレートと生クリーム(牛乳)の割合を必ず守ようにしましょう。
もし牛乳を入れすぎて、生チョコが固まらず失敗してもホットミルクやガトーショコラに
リメイクできるので、失敗を恐れずにスイーツ作りを楽しんでくださいね。